書籍の紹介~マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール~
こんばんは
今日は、久しぶりに書籍を紹介します。
毎年、数冊は資産運用関連の本を読んでいて、おもしろかった本や評判が良い本が実際のところどうなのかということを書きたいとは思っているのですが、文章にするのが大変で、ずいぶん久しぶりの紹介となりました。
さて、今回紹介する書籍は、マネーの公理です。

筆者はスイス人の方で、チューリッヒの公理と呼ばれるマネーについての約束事について書かれた本です。
この公理は、スイスが資源に乏しく、農業にも向いていない土地でありながら、スイス人がどうやって豊かになったかということがルーツになっているようです。
公理は、リスクとそのマネジメントに関するもので、具体的な運用手法が書かれているわけではなく、格言のような内容となっています。
個人的には格言系の本は退屈なので、あまり好きではないのですが、この本はけっこうおもしろかったです。
良く専門家と呼ばれる人が言っている道徳的(?)な内容ではなく、少ない資金でたくさん稼ぐためにはここに書かれている考えが役に立つと思います。
少しだけ公理について紹介すると、分散投資の誘惑に負けないこと、常に早すぎるほど早く利食えといったことが書かれており、一般的な教えと真逆のことが書かれている部分も多く、そこがおもしろいところでもあり、役に立つところだと思います。
また、「人生はすべてギャンブルである」「給与で金持ちになった人などいない」など、所々(無駄に?)かっこいいフレーズが出てくるのもおもしろく、読んでて退屈にならない工夫になっているように感じました。
(原文自体が魅力的なのか、訳者がかっこよく訳したのかは定かではないですが。)
12の公理、16の副公理があり、内容が多そうに思えますが、各章独立していることやたとえ話を織り交ぜて書かれているので、比較的読みやすいです。
リスクを取ってでもたくさん稼ぎたい方や、実際にリスクを取る取らないは別にして、そういった考え方に興味がある方におすすめできる本です。
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毎年、数冊は資産運用関連の本を読んでいて、おもしろかった本や評判が良い本が実際のところどうなのかということを書きたいとは思っているのですが、文章にするのが大変で、ずいぶん久しぶりの紹介となりました。
さて、今回紹介する書籍は、マネーの公理です。
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筆者はスイス人の方で、チューリッヒの公理と呼ばれるマネーについての約束事について書かれた本です。
この公理は、スイスが資源に乏しく、農業にも向いていない土地でありながら、スイス人がどうやって豊かになったかということがルーツになっているようです。
公理は、リスクとそのマネジメントに関するもので、具体的な運用手法が書かれているわけではなく、格言のような内容となっています。
個人的には格言系の本は退屈なので、あまり好きではないのですが、この本はけっこうおもしろかったです。
良く専門家と呼ばれる人が言っている道徳的(?)な内容ではなく、少ない資金でたくさん稼ぐためにはここに書かれている考えが役に立つと思います。
少しだけ公理について紹介すると、分散投資の誘惑に負けないこと、常に早すぎるほど早く利食えといったことが書かれており、一般的な教えと真逆のことが書かれている部分も多く、そこがおもしろいところでもあり、役に立つところだと思います。
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