業界研究~メガバンク編~(後編)
こんばんは。
前編に引き続き、メガバンクの個別の銘柄分析と私の見解を書きたいと思います。
【銘柄分析】
データ上は、どの銘柄も割安です。
また、直近の第1四半期の決算は、全てのグループが好調でした。
今年は、アベノミクス効果があって、各グループとも株価を上げていますが、まだ割安感はあります。
メガバンクの知名度やブランド力、また、顧客の経済状況を知ることができるという点を考えると、ビジネス上、かなり有利と思うのですが、なぜ、割安で放置されているのでしょう??
大量の国債を持っていて、今後、金利が上がると保有国債の価格が下がって損失が出るので、投資家から警戒されているという説もよく目にし、正しいと思うのですが、グループ内にいろいろな企業があって、業務が多岐に渡り、複雑で良くわからないということも株価があまり上がらない原因のような気がします。
【私の見解】
(割安系の業界だと、毎回、同じ結論になっているような気がするのですが、)どこかの局面で、現在の割安の水準が見直される可能性はあると思います。
特に、この先、市場の好調が続くのであれば、株価的に出遅れ感があって、知名度が高いメガバンクは、他の業界より株価の上げ幅が大きくなるように思います。
3グループの特徴を簡単に言うと、三菱UFJFGは一番規模が大きく、財務基盤がしっかりしており、三井住友FGは収益性が高いです。
みずほFGは、大規模なシステム障害を起こしたり、今頃になってグループ内に2つあった銀行、証券を1つにするなど、他のグループから遅れていると思いますが、裏を返せば、まだ改善余地があり、不安定ですが、その分、伸び代も大きいと言えます。
長期で安定的に運用したいなら、収益性が高く、利回りも高めの三井住友FGが良さそうです。
多少のリスクをとっても、高いリターンを目指すのであれば、みずほFGに投資する手もありそうです。
なお、メガバンクの第1四半期の結果、および、最近の動向はこのページを参考にしました。
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前編に引き続き、メガバンクの個別の銘柄分析と私の見解を書きたいと思います。
【銘柄分析】
三菱UFG FG | 三井住友 FG | みずほFG | |
株価 (円) | 643 | 4,780 | 217 |
利回り (%) | 2.02 | 2.51 | 2.76 |
PER (倍) | 10.9 | 8.15 | 9.45 |
PBR (倍) | 0.8 | 10.2 | 0.94 |
データ上は、どの銘柄も割安です。
また、直近の第1四半期の決算は、全てのグループが好調でした。
今年は、アベノミクス効果があって、各グループとも株価を上げていますが、まだ割安感はあります。
メガバンクの知名度やブランド力、また、顧客の経済状況を知ることができるという点を考えると、ビジネス上、かなり有利と思うのですが、なぜ、割安で放置されているのでしょう??
大量の国債を持っていて、今後、金利が上がると保有国債の価格が下がって損失が出るので、投資家から警戒されているという説もよく目にし、正しいと思うのですが、グループ内にいろいろな企業があって、業務が多岐に渡り、複雑で良くわからないということも株価があまり上がらない原因のような気がします。
【私の見解】
(割安系の業界だと、毎回、同じ結論になっているような気がするのですが、)どこかの局面で、現在の割安の水準が見直される可能性はあると思います。
特に、この先、市場の好調が続くのであれば、株価的に出遅れ感があって、知名度が高いメガバンクは、他の業界より株価の上げ幅が大きくなるように思います。
3グループの特徴を簡単に言うと、三菱UFJFGは一番規模が大きく、財務基盤がしっかりしており、三井住友FGは収益性が高いです。
みずほFGは、大規模なシステム障害を起こしたり、今頃になってグループ内に2つあった銀行、証券を1つにするなど、他のグループから遅れていると思いますが、裏を返せば、まだ改善余地があり、不安定ですが、その分、伸び代も大きいと言えます。
長期で安定的に運用したいなら、収益性が高く、利回りも高めの三井住友FGが良さそうです。
多少のリスクをとっても、高いリターンを目指すのであれば、みずほFGに投資する手もありそうです。
なお、メガバンクの第1四半期の結果、および、最近の動向はこのページを参考にしました。
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