マイナス金利の功罪

こんばんは。

今日は、いまさらですが、日銀が1月29日に発表したマイナス金利について書いてみます。

マイナスという言葉のインパクトが強く、いろいろと誤解を与えてしまっているので、気になる点を整理してみようと思います。

まず、1番に思いつくのは、マイナス金利が適用されると我々が銀行に預けている預金に対しても金利を支払わなければならないのかということです。
マイナス金利の適用は、銀行が日本銀行に預けている預金の一部に適用されるので、我々の預金に対する利率がマイナスになるわけではありません。

銀行の収益の確保のために、利率が下げられるので影響がないわけではありませんが、よほどのことがない限り、マイナスになることはありえないと思います。
(仮に、我々の預金に対する金利がマイナスになれば、銀行の預金は大幅に減少し、つぶれる銀行も出てくるのではと思います。)

次に気になることは、銀行の収益が大幅に悪化するのではないかということですが、銀行が日本銀行に預けている預金の一部に適用されるので、現状の適用範囲(2015年の平均残高とマクロ加算残高は対象外)、利率(-0.1%)であれば、大きな影響はないようです。
(ただし、さらに利率が下がる可能性もあり、今後についてはわかりませんが・・・)

さて、基本的なことに立ち返って、なぜこの政策が導入されたかについて考えていきます。

【日銀の目的と意図】
日銀のHPに書かれている情報だと、2%の物価上昇の早期実現のためと書かれていますが、以下のことを想定していると思われます。
・銀行がマイナス金利の適用を嫌って、貸出を増やす→景気が良くなる
・金利の低下に伴う円安


政策発表の直後には、株高、円安になりましたが、その効果は長くは続かず、結局、株安、円高となってしまいました。
(政策の発表がなければ、もっとひどいことになっていた可能性もありますが、海外の情勢などのほうがこの政策よりはるかに影響が大きく、あまり効果がなかったと考えるのが妥当と思います。)

今後、効果が表れるかどうかはわからないですが、個人的にはこの政策はあまり良くないと考えています。

理由は、銀行がマイナス金利の適用を嫌って、貸出を増やすということが起こらないと思うからです。
貸出が少ないのは、貸出先がないからであって、マイナス金利を導入しても、それが変わるとは思えません。
銀行が貸出を増やして収益を確保するのではなく、預金利率の低下、ATM利用料の値上げなど消費者に転嫁するだけの結果になるように思います。
(住宅ローンの金利の引き下げなど恩恵もなくはないですが。)

日銀のHPに詳細が書かれているので、興味のある方は見てみてください。
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