マンション傾き問題で思うこと

こんばんは。

最近の日本株式市場の大きな話題は、郵政グループの上場と思いますが、もう1つ大きな話題があります。

それは、横浜のマンション傾き問題です。

三井不動産レジデンシャル(東京)が販売した横浜市都筑区の大型マンションの基礎工事で、くいの一部が地中の硬い地盤に達しておらず、くい打ちの適正さを示すデータも本来のものでなかったことが10月14日、分かった。
(時事通信より引用)

この問題を受けて、当事者の三井不動産や三井住友建設、旭化成などの株価が軟調になっています。

問題の根幹は、工期やコスト低減を厳守する必要があるというゼネコン業界の体質があるという論調の記事も良く見かけますし、個人的な見解ですが、こういった改竄問題は、このマンションだけでなく、また他の業者が請け負っているものにも多くあるのではないかと思います。

今回から得られる教訓(?)は、不動産業界はこういった問題をかかえているので、投資するのをやめましょう・・ということではなく、どんな会社であってもこういった問題が発生するかもしれないということです。

会社に勤めている方だとわかる人が多いと思いますが、企業内では、今までそうやってきたからとか、目先の利益にとらわれて間違ったことをやり続けているということは多かれ少なかれあるのです。

最近で良く知られている例としては、サブプライムローンの問題とか、原発の推進とかがあげられるでしょうか・・・

土地の価格が上がり続けることが前提条件で、お金をあまり持っていない人の債権をバラバラにすれば高格付けになるとか、廃棄物を長期間保管しないといけない原発がクリーンなわけがないというのはしっかり考えればわかることだと思うのですが、大きな問題が発生しない限りは、物事がそのまま進んでいくことが多く、問題が発生したときの担当者が責められるというような一種のババ抜き(?)のような状態になっています。

また、ゼネコン業界だけではないのですが、多重下請けの問題もあります。

今回の問題にしても、元請け:三井住友建設、下請け:日立ハイテクノロジーズ、さらに下請け:旭化成建材とか関連している会社が多くてわけがわかりません・・・

世の中には、こういった利益を中抜き(?)する仕組みが多いというのも、会社員になって気づいたことです。

こういう企業特有の論理(?)というのは何年勤めてもしっくりこないというか、好きになれませんね。
働きたくない理由の1つです。

最後は、見苦しい愚痴になってしまいました。すみません。

「サラリーマンは、つらいよ・・・」
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