株主総会に行ってきた(大塚ホールディングス)
こんにちは
先日、(4578)大塚ホールディングスの株主総会に行ってきたので、簡単に振り返ってみます。
場所は、ANAインターコンチネンタルホテル東京のホール(?)のようなところで、開催されました。
豪華なホテルだったので、好印象でした。
時間は、10時~11時20分くらいまででした。
参加者は、受付票をもらい、首から下げるのですが、受付票に番号が書いてあり(番号は受付順に振られていると思われる)、番号から推測して総参加者は、おそらく1,500人くらいだったと思われます。
参加している人は、年配の男性が1番多く、次に年配の女性が多かったです。
初めに、受付を済まして、会場内に入るのですが、会社の方や参加者が多く、豪華な印象です。
また、受付時にお土産をもらいました。

お土産の中身は、SOYJOY2個、Gerble、UL・OSのリフレッシュシートでした。
大塚ホールディングスは、食品やコスメなど大衆向けの商品を数多く取り扱っており、こういった場で株主に知ってもらうという意味でとても良いと思います。

総会の主な内容は、映像で各セグメントの事業内容を説明→貸借対照表、損益計算書の説明→質疑応答→議案の決議でした。
残念なことに、途中で猛烈に腹が痛くなり、10分ほどトイレに行っているので、内容に抜けがあります・・・
ただ、トイレに行った際に発見もあって、ドリンクの試飲会を受付場所近くでやっていたようでした。
私は、総会が終わってからで良いと思って飲みませんでしたが、総会後は終了していたので、総会の途中しかやっていなかったようです。
総会の最後のほうに、議案の決議がありますが、特別に興味がないなら、早めに抜けて、ドリンクを飲んで帰るという手もあったかなあと思います。
では、肝心の総会の内容に入ります。
<映像による各セグメントの事業内容の説明>
大塚ホールディングスでは、事業を医療関連、ニュートラシューティカルズ関連、消費者関連、その他の4つのセグメントに分けているようです。
①医療関連事業
売上高:1兆350億円、営業利益:2,127億円
売上、利益ともに最も多いセグメントで、大塚ホールディングスの核となる事業です。
大塚ホールディングスと言えば、ポカリスエットやボンカレーが有名ですが、利益は圧倒的に医療関連が多く、株主にとってはこの部分が最も興味がある部分です。
製品の説明などをしていましたが、医療の部分はイメージがあまりわかないので、難しいという印象です。
事前から知ってはいましたが、エビリファイという商品があり、世界の全医薬品の売上ランキングで7位となるなど相当売れており、最近の好業績はこの薬の寄与が大きいようです。
②ニュートラシューティカルズ関連事業
売上高:2,871億円、営業利益:253億円
ニュートラシューティカルズの意味は良くわかりませんが、機能性の食品や飲料、コスメが含まれる事業のようです。
具体的には、ポカリスエット、オロナミンC、カロリーメイト、ネイチャーメイド、UL・OSなどとても有名な商品が多いです。
売上、利益ともに前期から10%以上伸びており、順調な感じです。
③消費者関連事業
売上高:439億円、営業損失:21億円
消費者関連事業は、機能性でない食品や飲料を取り扱っており、具体的には、クリスタルガイザー、MATCH、ボンカレーゴールドなどの商品です。
競合が厳しいなどの理由で、営業損益は赤字になっているようです。
④その他の事業
売上高:1,303億円、営業利益:72億円
タイヤ用添加剤などを取り扱う機能化学分野や運輸・倉庫業などいろいろな事業を行っているようです。
その他としていますが、大企業だけあって、規模が大きい印象です。
研究開発費の説明もあり、2,500億円ほど使っていて、そのほとんどは医療関連事業に使われているようです。
<貸借対照表、損益計算書の説明>
腹が痛くて、退出していたため、聞けませんでした・・・
<質疑応答>
株主からいろいろ質問がありましたが、私が重要と思ったものをピックアップします。
・エビリファイ特許切れ後に備えについて
来年にエビリファイの特許が切れるに伴い、どう対応するのかという多くの株主が最も聞きたい質問でしたが、地道に開発を進めている、2,020年まで持続的な成長を目指すというような回答でした。
私の解釈だと、エビリファイに代わる商品はまだないが、開発は時間がかかるものなので、長い目で見て欲しいといったところです。
・来期以降の配当について
来期は、エビリファイの特許切れもあり、減収減益になりそうだが、できる限り、減配はせず、安定的に配当を出したいとのこと。場合によっては、自社株買いも行うということも言っていました。
・M&Aを積極的にやる予定はあるか?
M&Aについては、とても難しいものと考えており、慎重に検討するというようなことを言っていました。
<議案の決議>
第1号は決算期変更に伴う定款の変更、第2号は取締役の選任、第3号は監査役の選任でしたが、すべて可決されました。
以上、長々と書きましたが、いろいろな事業を手掛け、海外の売上がかなり多いグローバルな企業という印象を持ちましたが、利益の多くが医療関連事業から出ており、結局はこの部分が今後の株価を左右しそうです。
私は、他の製薬会社にも投資していますが、継続的に良い新薬を出せるかどうかという課題はどの会社でも共通ですね。
株主総会の印象としては、豪華な場所で進行も良く、お土産ももらえたし、全体的には満足でした。
不満点を挙げると、質疑応答の部分で、株主、議長ともに話が冗長なことがあり、要点が良くわからなくなってしまうことが多かったことでしょうか。
(単に、私の集中力が低いだけかもしれませんが・・・)
以上、1単元のみ保有の弱小株主のつぶやきでした。
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
↓↓

|HP|

先日、(4578)大塚ホールディングスの株主総会に行ってきたので、簡単に振り返ってみます。
場所は、ANAインターコンチネンタルホテル東京のホール(?)のようなところで、開催されました。
豪華なホテルだったので、好印象でした。
時間は、10時~11時20分くらいまででした。
参加者は、受付票をもらい、首から下げるのですが、受付票に番号が書いてあり(番号は受付順に振られていると思われる)、番号から推測して総参加者は、おそらく1,500人くらいだったと思われます。
参加している人は、年配の男性が1番多く、次に年配の女性が多かったです。
初めに、受付を済まして、会場内に入るのですが、会社の方や参加者が多く、豪華な印象です。
また、受付時にお土産をもらいました。

お土産の中身は、SOYJOY2個、Gerble、UL・OSのリフレッシュシートでした。
大塚ホールディングスは、食品やコスメなど大衆向けの商品を数多く取り扱っており、こういった場で株主に知ってもらうという意味でとても良いと思います。

総会の主な内容は、映像で各セグメントの事業内容を説明→貸借対照表、損益計算書の説明→質疑応答→議案の決議でした。
残念なことに、途中で猛烈に腹が痛くなり、10分ほどトイレに行っているので、内容に抜けがあります・・・

ただ、トイレに行った際に発見もあって、ドリンクの試飲会を受付場所近くでやっていたようでした。
私は、総会が終わってからで良いと思って飲みませんでしたが、総会後は終了していたので、総会の途中しかやっていなかったようです。
総会の最後のほうに、議案の決議がありますが、特別に興味がないなら、早めに抜けて、ドリンクを飲んで帰るという手もあったかなあと思います。
では、肝心の総会の内容に入ります。
<映像による各セグメントの事業内容の説明>
大塚ホールディングスでは、事業を医療関連、ニュートラシューティカルズ関連、消費者関連、その他の4つのセグメントに分けているようです。
①医療関連事業
売上高:1兆350億円、営業利益:2,127億円
売上、利益ともに最も多いセグメントで、大塚ホールディングスの核となる事業です。
大塚ホールディングスと言えば、ポカリスエットやボンカレーが有名ですが、利益は圧倒的に医療関連が多く、株主にとってはこの部分が最も興味がある部分です。
製品の説明などをしていましたが、医療の部分はイメージがあまりわかないので、難しいという印象です。
事前から知ってはいましたが、エビリファイという商品があり、世界の全医薬品の売上ランキングで7位となるなど相当売れており、最近の好業績はこの薬の寄与が大きいようです。
②ニュートラシューティカルズ関連事業
売上高:2,871億円、営業利益:253億円
ニュートラシューティカルズの意味は良くわかりませんが、機能性の食品や飲料、コスメが含まれる事業のようです。
具体的には、ポカリスエット、オロナミンC、カロリーメイト、ネイチャーメイド、UL・OSなどとても有名な商品が多いです。
売上、利益ともに前期から10%以上伸びており、順調な感じです。
③消費者関連事業
売上高:439億円、営業損失:21億円
消費者関連事業は、機能性でない食品や飲料を取り扱っており、具体的には、クリスタルガイザー、MATCH、ボンカレーゴールドなどの商品です。
競合が厳しいなどの理由で、営業損益は赤字になっているようです。
④その他の事業
売上高:1,303億円、営業利益:72億円
タイヤ用添加剤などを取り扱う機能化学分野や運輸・倉庫業などいろいろな事業を行っているようです。
その他としていますが、大企業だけあって、規模が大きい印象です。
研究開発費の説明もあり、2,500億円ほど使っていて、そのほとんどは医療関連事業に使われているようです。
<貸借対照表、損益計算書の説明>
腹が痛くて、退出していたため、聞けませんでした・・・
<質疑応答>
株主からいろいろ質問がありましたが、私が重要と思ったものをピックアップします。
・エビリファイ特許切れ後に備えについて
来年にエビリファイの特許が切れるに伴い、どう対応するのかという多くの株主が最も聞きたい質問でしたが、地道に開発を進めている、2,020年まで持続的な成長を目指すというような回答でした。
私の解釈だと、エビリファイに代わる商品はまだないが、開発は時間がかかるものなので、長い目で見て欲しいといったところです。
・来期以降の配当について
来期は、エビリファイの特許切れもあり、減収減益になりそうだが、できる限り、減配はせず、安定的に配当を出したいとのこと。場合によっては、自社株買いも行うということも言っていました。
・M&Aを積極的にやる予定はあるか?
M&Aについては、とても難しいものと考えており、慎重に検討するというようなことを言っていました。
<議案の決議>
第1号は決算期変更に伴う定款の変更、第2号は取締役の選任、第3号は監査役の選任でしたが、すべて可決されました。
以上、長々と書きましたが、いろいろな事業を手掛け、海外の売上がかなり多いグローバルな企業という印象を持ちましたが、利益の多くが医療関連事業から出ており、結局はこの部分が今後の株価を左右しそうです。
私は、他の製薬会社にも投資していますが、継続的に良い新薬を出せるかどうかという課題はどの会社でも共通ですね。
株主総会の印象としては、豪華な場所で進行も良く、お土産ももらえたし、全体的には満足でした。
不満点を挙げると、質疑応答の部分で、株主、議長ともに話が冗長なことがあり、要点が良くわからなくなってしまうことが多かったことでしょうか。
(単に、私の集中力が低いだけかもしれませんが・・・)
以上、1単元のみ保有の弱小株主のつぶやきでした。
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
↓↓



|HP|
- 関連記事
-
- 株主総会に行ってきた(アステラス製薬)~前編~
- 株主総会に行ってきた(大塚ホールディングス)
- 株主総会に初めて行ってきた(コナミ)
テーマ : 株主優待&総会のおみやげ
ジャンル : 株式・投資・マネー