立会外分売銘柄の分析～石原ケミカル～(2013/12/3分売実施)

(2013/12/2分析)

こんばんは
明日は立会外分売が2銘柄あるので、今日はそのうちの１つの(4462)石原ケミカルの立会外分売の分析を行います。

【業務内容】金属表面処理剤の研究開発型メーカー。ウエハバンプ（こぶ状突起電極）用等ＩＴ関連向け６割

現在株価 (円）	1,562
分売価格 (円）	1,507
ディスカウント率 (％)	3.52
分売数量 （株）	59,000
最低申込数量 (株）	100
申込上限数量 （株）	500
分売実施日	2013/12/3

【評価】★★★　（★５つが満点：分売日当日の評価です。）

利回り1.99%、PER30.31倍、PBR0.79倍と割安感はありません。
分売数量は少ないです。
（株主優待があるので、5単元以上保有の場合は表示より利回りが高くなります。）

今期は、業績が好調な点と貸借銘柄であることが好材料です。

普段の出来高が、やや少ないことが懸念点です。

利回りと業績面で、できればもう一押し欲しいところですが、分売数量が少ないことが大きく、そこそこ(１～３%程度)の利益が出ると予想します。

なお、優待については５単元以上保有しないといけないので、それほどプラスには働かないと思います。

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(2013/12/3追記)

【結果】★★★★

分売価格 (円）	1,507
始値 (円）	1,568
高値 (円）	1,590
安値 (円）	1,567
終値 (円）	1,583

前日終値を少し上回って始まり、すぐに急騰しました。
急騰後しばらくして、元の水準に戻りましたが、その後はじりじり株価を上げました。

利益は出ても、前日終値を回復するのは少し厳しいと思っていたので、いつもどおりの辛い予想になってしまいました

悪い銘柄でなく、分売数量が少なかったのが良かったと思います。

それにしても、また寄付き後に株価が急騰しましたが、分売銘柄を寄付きに買うのが流行っているんでしょうか・・・