PERとPBR
こんばんは!
今日の日本株は、すさまじい下げでしたね

私のポートフォリオにもかなり打撃があったのですが
、中長期保有目的の銘柄が多いので、長い目で見たいと思います。
さて、気を取り直して、今回はPERとPBRについてです。このブログでも、これまでに何回も登場しましたが、この機会に基本的な意味と注意すべきことをまとめてみたいと思います。
①PERについて
PER(株価収益率)は、Price Earning Ratioの略で、
(株価)÷(1株あたりの利益)で計算されます。
PERは低いほうが会社の利益に対して株価が割安なのですが、値がいくらなら低いということは一概には言えません。成長企業は、非常に高いことが良くありますし、業界によっても変わってきます。
PERが低いということは、割安であるという反面、投資家からあまり成長を期待されていないとも言えます。
ところで、PERには実績PERと予想PERがあります。実績PERは実績の利益、予想PERは今期(場合によっては来期以降)の予想された利益を元に計算されます。(当ブログのデータは、実績PERを記載しています。)
長所と短所を書くと
実績PER:
〇値が確定している
×過去のデータなので今後の業績と関係がなく、大きく業績が変わる場合は株価との関連性が低い
予想PER:
〇将来の業績を反映しており、株価との関連性が高い
×業績の予想が当たるとは限らず、その場合は予想PERは実体を表していない
どちらを利用したら良いかは難しく、いろいろな意見があるかと思いますが、私はまず、実績PERを参考にし、その後、業績の予想を確認するという方法を使っています。
②PBRについて
PBR(株価純資産倍率)は、Price Book-value Ratioの略で、
(株価)÷(1株あたりの純資産)で計算されます。
一般的には、PBRが1倍のとき、株価が会社の解散価値に等しいとされ、1倍以下だと割安株と考えられます。この指標もまた、業界によっても変わってきます。例えば、金融のように主に他人の資本で商売をする場合は、高くなることがあります。
注意する点としては、PBRは資産の内容を考慮せずに計算されているということです。
資産にも、現金、土地、機械、在庫など様々あります。現金は良いのですが、土地、機械、在庫などはすぐに現金に変えられないですし、実際には決算資料に書かれている価格より低い価値になることもあります。
ということで、PBRの値は目安として考え、その後、資産の内訳を決算資料で確認したほうが良いでしょう。
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①PERについて
PER(株価収益率)は、Price Earning Ratioの略で、
(株価)÷(1株あたりの利益)で計算されます。
PERは低いほうが会社の利益に対して株価が割安なのですが、値がいくらなら低いということは一概には言えません。成長企業は、非常に高いことが良くありますし、業界によっても変わってきます。
PERが低いということは、割安であるという反面、投資家からあまり成長を期待されていないとも言えます。
ところで、PERには実績PERと予想PERがあります。実績PERは実績の利益、予想PERは今期(場合によっては来期以降)の予想された利益を元に計算されます。(当ブログのデータは、実績PERを記載しています。)
長所と短所を書くと
実績PER:
〇値が確定している
×過去のデータなので今後の業績と関係がなく、大きく業績が変わる場合は株価との関連性が低い
予想PER:
〇将来の業績を反映しており、株価との関連性が高い
×業績の予想が当たるとは限らず、その場合は予想PERは実体を表していない
どちらを利用したら良いかは難しく、いろいろな意見があるかと思いますが、私はまず、実績PERを参考にし、その後、業績の予想を確認するという方法を使っています。
②PBRについて
PBR(株価純資産倍率)は、Price Book-value Ratioの略で、
(株価)÷(1株あたりの純資産)で計算されます。
一般的には、PBRが1倍のとき、株価が会社の解散価値に等しいとされ、1倍以下だと割安株と考えられます。この指標もまた、業界によっても変わってきます。例えば、金融のように主に他人の資本で商売をする場合は、高くなることがあります。
注意する点としては、PBRは資産の内容を考慮せずに計算されているということです。
資産にも、現金、土地、機械、在庫など様々あります。現金は良いのですが、土地、機械、在庫などはすぐに現金に変えられないですし、実際には決算資料に書かれている価格より低い価値になることもあります。
ということで、PBRの値は目安として考え、その後、資産の内訳を決算資料で確認したほうが良いでしょう。
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