株主総会に行ってきた(ユナイテッドアローズ)

こんにちは

先日、(7606)ユナイテッドアローズの株主総会に行ってきたので、簡単に振り返ってみます。

ユナイテッド総会

場所は、セルリアンタワー東急ホテルのホール(?)のようなところで、開催されました。

この会社の総会は、18時から開始と少し変則的で、懇親会で食事をできるという特徴があります。

都心で働いているのであれば、サラリーマンでも休暇を取らずに参加できそうです。

通常の株主総会だと、参加者は年配の男性が圧倒的に多いのですが、今回は、開始時間が遅いこととファッションの会社ということで、サラリーマンや女性も多く、いろいろな人が来ているという印象です。

また、会社が終わってから来たサラリーマンが多かったからか、18時を過ぎてから入場してくる人も多かったです。

なお、時間は、18時から20時15分まででした。

参加者は、受付票をもらい、首から下げるのですが、受付票に番号が書いてあり(番号は受付順に振られていると思われる)、番号から推測して総参加者は、おそらく1,000人くらいだったと思われます。


総会の主な内容は、映像での事業内容、業績等の説明→中期経営計画の説明→質疑応答→議案の決議→懇親会でした。



<映像による事業内容、業績等の説明>

事業内容や業績等は映像で説明されました。

シンプルな感じでした。

前期の業績については、売上が微増、利益が20%程度減でした。
なお、今期の業績予想は、売上、利益ともに微増となっています。


<中期経営計画の説明>

中期経営計画については、社長から説明がありました。

マーケットを価格帯によって5つに分類(ハイエンド、トレンド、ミッドトレンド、ニュートレンド、ボリュームマーケット)し、現在は上から2つ目のトレンドマーケットに強みを持っていて売上が多いとのことです。

今後は、マーケットの変化により、やや下の層の商品が売れるようになると予想しており、ミッドトレンド、ニュートレンドに力を入れていきたいとのことでした。

なお、ブランドとしては、トレンドにはUNITED ARROWS、BEAUTY&YOUTH、ミッドトレンドにはgreen label relaxing、ニュートレンドにはcoenが属しています。

現在は、グリーンレーベルは好調ですが、coenはいまいちのようです。

経常利益は年8%の成長、経常利益率は7%以上が目標とのことでした。


<質疑応答>

株主からいろいろ質問がありましたが、印象に残ったものをピックアップします。

①ビジネスウェアを展開していくとのことだが、利益になるのか?

ビジネスや式典関係は、天候に関係なく、安定して利益を得られる傾向があるとのことでした。
これまで、やや高級路線(トレンドマーケット)で展開していたものをミッドトレンド、ニュートレンドでも展開していきたいとのことでした。

②かつての勢いがない

質問ではありませんが、かつての勢いがなく、最近話題になっているTOKYO BASEを見習ってほしいというような意見がありました。

社長の話からは、規模が大きくなってしまって、社員間で企業の理念や考え方に対する理解にばらつきが出てきていることも課題と感じられているようでした。


その他質問ではありませんが、資料中の難しい用語(ECやKPI)については注釈をつけてほしいという要望がありました。


<議案の決議>

3つありましたが、すべて可決されました。


<懇親会>

ある意味、一番楽しみの懇親会です。
(ホテルの食事が無料で食べれるので。)

懇親会には、社長も来ていて、話しかけれそうでした。
(本当は、積極的にいろいろ話した方が良いのでしょうが、あまりこの企業のことに詳しくないこととお腹がすいていたのでご飯をがんばって食べることにしました・・・)

料理は、バイキング形式で、カレーやパスタ、肉、デザートといろいろあって、飲み物もジュースやワイン、コーヒーなどいろいろあり、さすがにホテルの食事だけあっておいしかったです。

ただ、懇親会の始めの方は、人がいすぎてわけがわからないので、まずは飲み物を飲んでやり過ごして、後から食事を取りに行けば良かったです。

帰り際には、お土産をもらいました。

手ぬぐいとモンキー(?)でした。

ユナイテッドお土産

株主総会全般の印象としては、遅い時間から開始していただいてありがたいということとおいしい料理を食べれて満足です。

しかし、投資対象としては、ずいぶん規模が大きくなってしまっていることと購買層の変化への対応という問題があることから、今後、大きく成長するのは容易ではないというイメージを持ちました。

ただし、安定的には収益を上げれる企業で、また、事業の安定性と比べると株価の変動が激しいので、大きく株価が下げ過ぎた時があれば買い、逆に大きく上げ過ぎたときに売るということができる可能性がある銘柄と考えています。

以上、1単元のみ保有の弱小株主のつぶやきでした。
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丸和運輸機関がAmazonの配送サービスを担うとの報道がありました。

こんばんは。

今日は、保有銘柄の(9090)丸和運輸機関に大きなニュースがありました。

日経新聞の朝刊で、丸和運輸機関がAmazonの配送サービスを担うとの報道があったようです。
(リンクは会員でないと途中までしか読めませんが、丸和が個人運送業者を組織化して、アマゾンの当日配送サービスを委託するとのこと。そのための投資総額は100億円を超える見込みで丸和が負担するようです。

これを受けて、株価は急伸しました。
途中から勢いはなくなりましたが、それでも今日は、前日比5%程度上がりました。

世間で話題となっている注目度の高いサービスに新規に参入するということは、勢いのある証なので、良い材料ではあると思います。(報道がガセネタでなければ・・・)

ただ、長期的に見ると、佐川やヤマトが割に合わないからと撤退したサービスを受注して、果たして利益を出せるのかという懸念はあります。

また、短期的には、投資費用100億円をどうするのかという懸念もあります。
増資をするとなると、少なくとも一時的には株価が下がってしまいそうです。

アマゾンの当日配送サービスは、株と関係なく、一社会人としてかなり注目していましたが、今後は保有株にもかかわる問題となるので、さらに注視していきます。
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どの企業の株主総会に行きたい?

こんばんは。

もうすぐ3月決算企業の株主総会のラッシュがやってきます。

スケジュールは日経のHPで検索できるのですが、今年は6/29がピークになっているようです。

私は、これまでコナミ大塚ホールディングスアステラス製薬の株主総会に参加したことがありますが、今年も少なくとも1社、できれば2社の株主総会に参加したいと考えています。(有給取れるかなあ・・・)

このブログでも、株主総会についての記事は息が長く見られているようなので、もう少し株主総会に参加する回数を増やしてみたいのですが、開始時間がほとんどの会社が10時からなので、1日1社しか行けません。
別の時間帯から開始してくれる企業もあれば、1日に何社も回れて良いのですが。

私のような零細株主にとって最も重要なことは、企業が利益を上げて、株価を上げてくれることなので、株主総会には過度に手間や費用をかけてもらう必要はないと思っていますが、それでも豪華な場所で行われるとか、自社製品をお土産としてもらえるとか行って楽しい総会に参加したいところです。

さて、だいぶ前置きが長くなりましたが、保有株の中で、株主総会に参加したい企業を勝手にランキング付けしてみました。

3位:(9437)NTTドコモ

ほとんどの方がご存知の携帯電話の会社です。
ブログを始める前から保有している銘柄ですが、お金持ちが多くて豪華なイメージがあります。
日程的に今年も行けなさそうですが、まだまだ保有を続けるのでそのうち参加できそうです。


2位:(6098)リクルートホールディングス

事業内容は、様々なメディアを運営し、人材募集、派遣も扱うなど多岐にわたります。
IPO時から持っている株で、最近は株価もかなり好調です。

この会社は、新規事業の開拓やイベントの開催に長けているので、どんな株主総会か興味があります。


1位:(2461)ファンコミュニケーションズ

アフィリエイト広告の会社です。
かつて最も期待をかけていた保有銘柄ですが、業績が失速し諦めかけの状態です。
(今年は少し盛り返してくれそうですが。)

この会社もイベント開催に長けていることやいろいろな新しい取組をしている新興企業なので、おもしろそうです。


保有していない株だと、(9984)ソフトバンクに行ってみたいですね。
1単元90万位するので、なかなか買えそうにないですが。

皆さんは、どの企業の株主総会に行ってみたいですか??
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書籍の紹介~株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書~

こんにちは

今日は、久しぶりに書籍を紹介します。

今回紹介する書籍は、株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書です。

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書




有名な本なのでご存知の方も多いと思いますが、私は読んだことがなく、先日、図書館で借りることができたので、読んでみました。

筆者は、公認会計士で、個人投資家として株の売買も行っているそうです。

内容としては、会社四季報、決算短信の読み方とそれを用いた分析、銘柄の選び方とPER、PBRなどの代表的なバリュエーション指標の説明がメインとして書かれています。

著者の投資方法は、四季報、決算短信、有価証券報告書の情報から、割安株、成長株、復活株を選び、トレンドに沿った売買を行うというものです。

印象に残った部分としては、良く知られている割安株、成長株だけでなく、業績が回復する「復活株」という分類を用いていたことです。
確かに、赤字から黒字に転換するような銘柄は、すさまじい上昇を見せることがあり、「復活株」というネーミングはしっくりきました。

また、ファンダメンタル投資の教科書というタイトルながら、売買のタイミングはファンダメンタルでは図れないので、チャートを見ましょうとはっきり書かれていたのも印象に残っています。
著者が推奨するのは、移動平均線を用いた順張りです。

この本の良いところは、ファンダメンタル投資の基本がうまくまとめて書かれていることですが、著者が公認会計士だけあって、特に、倒産する銘柄や粉飾決算している銘柄についての考察の部分は内容が深いです。

グロース投資やバリュー投資を行う場合は、そもそもが黒字の銘柄なので、実際には、ここまで分析する必要がないと思う部分はありましたが、知識として知っておいて損はないと思います。

長くなりましたが、まとめると、会社四季報、決算短信の読み方を知りたかったり、今よりももっと活用したい方やPER、PBRなどの基本的な指標を体系だって学びたい方におすすめできる本です。


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2017年5月の日本株の騰落率ランキング

こんにちは

昨日は、久々に日経平均が2万円を突破しました。
日本の会社の決算が良かったようなので、海外の情勢が悪くならなければ、しばらく上昇基調が続くように思います。

さて、今日は、2017年5月の日本株の騰落率上位の銘柄を見ていきます。
(なお、当月の新規上場銘柄は除いています。)

値上がり率3位は、(3825)リミックスポイントで、206円→740円(+259.22%)でした。

事業内容は、中古車査定システムですが、最近では、電力管理事業、売電事業に進出しています。

ビットコインの取引所を運営する子会社があり、格安航空会社ピーチ・アビエーションと仮想通貨「ビットコイン」を活用した決済サービスの展開で業務提携したという報道が材料視されたようです。

コンビニでビットコインが決済に使えるようになる可能性があったり、金曜日にも株主にビットコインを配布する発表があり、まだまだ話題性は十分にありそうです。


値上がり率2位は、(3661)エムアップで、806円→3,150円(290.82%)でした。

事業内容は、歌手等のファンサイト運営が柱のITベンチャーです。

乃木坂46とコラボのアプリを出すことが材料視されているようです。

社長がレコード会社出身で、それを生かした事業を行っているようでなかなかユニークな会社ですね。


値上がり率1位は、(2351)ASJで、355円→1,713円(382.54%)でした。

事業内容は、サーバーホスティング業界中堅で、ネット予約・決済、ブラウザ野球ゲーム等にも進出しています。

経済産業省推進しているIT導入支援事業者に認定されたたことやクラウドサービスの新技術に関する論文が国際電子技術者学会に承認されたことが材料視されたようです。
(内容については、難しくてよくわかりませんが、すごい材料だったのでしょうか・・・)


5月は、上位3銘柄の株価が3倍以上になっており、今まで見てきた中(といっても今年だけですが)で非常に高い上昇率となりました。
マザーズ指数が、5月に7%超上昇するなど新興市場の調子が良かったことも影響しているかもしれません。

5月の3銘柄は、事前に買えるような銘柄ではありませんでした。
どの銘柄も株価が上がりすぎていて、今から買うのはさらにリスクが高いです。

優待でビットコインがもらえるリミックスポイントやAKB関連のエムアップには興味はあるのですが・・・



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週休5日生活を夢見て、投資(主に日本株)を行う男性会社員です。

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