自社株買いについて

こんばんは

今日は、最近、保有銘柄で発表があったこともあり、自社株買いについてまとめてみます。

自社株買いとは、企業が、株式市場から過去に発行した株式を自らの資金を使って直接買い戻すことを指します。
株主への利益還元やストックオプション(従業員持ち株制度)、敵対的買収の防衛策を目的として行われます。

投資家から見たメリット、デメリットは以下の通りです。

<メリット>
・発行済株式数が少なくなるので、1株あたりの利益が多くなる
・市場での買い圧力が大きくなる(需要が増える)

<デメリット>
・財務体質が悪化する(自己資本比率が低くなる)

メリット、デメリットともにありますが、自社株買いが発表されると、株価が上がることがほとんどです。
これは、上記のメリットが大きいことと、自社株買いを行うことが、企業が現在の株価を割安と見ているサインだと考えられているためです。

なお、自社株買いを行った後は、取得した株式を消滅させる消却と企業内で保有する(金庫株)の2つの方法があります。
金庫株のほうは、発行株式数がそのままのように思っていたのですが、実際は消却と同じで減少するようです。
(詳しくは、このサイトを参考にしました。)

自社株買いを良く行っている企業としては、キャノンがまず思い浮かびます。
自社株買いを良くやる企業を調べてみてもおもしろいかもしれません。


【私の見解】
ここまでは、一般論を書きましたが、ここからは、私の見解です。
(独断と偏見が入っているかもしれないので、ご注意ください)

私としては、企業には、まず有望な事業へ投資+ある程度配当を出すこと(一定以上の配当利回りや配当性向を基準とする)を優先して行い、その後、余裕があれば、自社株買いを行ってほしいと思っています。

自社株買いは、配当に比べると、税金を払わなくて良いというメリットはあるんですが、規模やどこから株を買うかによっても効果が違うし、はっきりしないところが多いと思うからです。

(以下はいくらか私怨入ってます・・・)
また、自社株買いを行っても、金庫株にして、その後、しばらくして市場で売却するとか消却しても増資したら、私のような長期投資を中心としている人間には意味がないですし、配当のほうが好ましいように思います。

特に、企業が、自社株買い、立会外分売(増資)の両方を行う場合は、自身の情報を持っている株の売買を行うのでインサイダーっぽい感じです。

企業が、自社株買いの後に分売(増資)、または、分売(増資)の後に自社株買いをする場合は、期間を1年とか2年空ける必要があるとか制限をかけたほうが良いのではないかと考えています。
(企業が自社株買い発表後に、全く無関係の大株主が分売する場合などはしかたないと思いますが・・・)


最後は、良くわからない方向に進んでしましましたが、通常は、投資家にとって自社株買いは良いことなので、自社株買いを良く行っているかどうかを銘柄選びの基準の1つに加えても良いと思います。
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

3種類の配当金受取方法

こんばんは。
正月休みも今日で終わりで、明日から会社です

今日は、配当金の受け取り方について書きます。
受取方法は、以下の3種類です。

①配当金領収書方式
配当金領収書を自宅で受け取り、領収書を持って行って、郵便局等で配当金を受け取る方法。

この方法は、郵便局等に行かなければならないので、あまり便利ではありません。
特に、銘柄数が多くなった場合は、後述する2つのどちらかに変更したほうが良いと思います。


②株式数比例配分方式
証券の残高に応じて、証券会社に配当金が入金される方法。

同じ銘柄を別々の証券会社で持っていた場合、その持ち分に応じて、別々の証券口座に配当金が振り込まれます。
配当金を再投資資金に使う場合に便利です。

NISAを利用し、配当金を非課税にするにはこの②の方法を選択する必要があります。


③登録配当金受領口座方式
指定した金融口座に配当金が入金される方法。

全ての配当金が1つの口座に振り込まれるため、配当金を分別して管理する場合は、この方法が良いです。

私も現在、この方法を利用し、楽天銀行を受取先に指定しています(配当金1件につき10円もらえるため)が、NISAを利用するので②に変えることになりそうです。

この方法でもNISAが適用されると、楽天銀行のキャンペーンも適用できてうれしいのですが、システム上難しいのかもしれません・・・
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

TOPIX Core30

こんばんは

以前に大型株、中小型株の記事を書いたときに少し触れましたが、今日はTOPIX Core30について書きたいと思います。

TOPIX Core30は、東京証券取引所の市場第一部全銘柄のうち、時価総額、流動性の特に高い30銘柄で構成された株価指数のことです。

毎年10月に銘柄の入替があり、今年はデンソー、三井不動産が追加、花王、東芝が除外となりました。
今年10月31日からのCore30銘柄は、このリンク先の通りです。

自動車、総合家電、メガバンク、通信会社など、日本のリーディングカンパニーで構成されていますね。

Core30銘柄は、流動性が非常に高く、大量の資金を運用したり、短期でも長期でも運用できるので用途が広いです。

また、規模が大きく、大幅な値上がりは難しいのですが、倒産する可能性が低いので、安心して運用できるメリットがあります。

私も数銘柄保有していますが、これまでの投資成績はまずまずですね。
値動きが緩やかな銘柄が多いと思うので、高配当のものを好んで保有しています。

来年にNISA制度が始まれば、新たに追加投資したいと考えていて、高配当銘柄として、三菱商事、三井物産の総合商社、NTT、そして、短期売買用銘柄としてこれまで相性の良い小松製作所に特に注目しています。
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

自分に身近な会社は、投資対象の有力な候補

こんばんは

今日は、台風がすごかったですね
私は、会社が休みだったので、家に引きこもりました。

さて、今日は初心に帰って、どういう会社を投資の候補にすればいいかを書いてみたいと思います。

特に株式投資を始めたばかりの方にお勧めしたいのは、自分に身近な会社(かつ、できれば気に入っている会社)を投資の候補にすることです。
(私自身も定期的に自分の生活を見直して、身近な銘柄をピックアップすることがあります。)

身近な会社というのは、その会社の商品やサービスを利用していたりして、良く知っている会社のことです。

なぜそういった会社を投資の候補にすると良いかと言うと、もともと良く知っている会社なので、情報を多く持っていて、投資をする際に強みになると思うからです。

(株四季報を見たり、投資情報のサイトや個別の企業のサイトを見れば、知らなかった会社であっても事業内容はある程度わかるのですが、深いところまで知るのは難しいことが多いです。)

最後に注意点として一応書いておくと、投資候補が見つかれば、その会社の財務内容や最近の株価の動向などを調べて、投資に値すると判断した場合のみ投資します。

株式投資の難しいところであり、おもしろいところでもあるのですが、良い会社が良い投資先とは限りません。
良い会社であっても、株価が上がりすぎていた場合など、悪い投資先になり得ます。


身近な会社はいろいろあると思いますが、具体例があったほうがわかりやすいと思うので3つだけ挙げてみます。

①勤務先や取引先

かなり情報を持っていると思うので、有力な投資候補です。
内部情報を用いて投資するのは、インサイダー取引になって犯罪なので、その点に注意する必要はありますが・・・

また、勤務先に持株会という制度があれば、投資金額の5%とか10%の奨励金をもらえるケースもあるようなので、調べてみるといいでしょう。


②自分が良く利用する商品、サービスを提供している会社

良い商品、サービスを提供している会社を応援すると言う意味もあって、非常にお勧めしたいです。
私の場合は、良く外食しているサイゼリヤ、プレナスといった会社に投資しています。


③知り合いが勤めている会社

私の場合は、友達の会社数社に投資しています。

特別にたいした情報は持っていませんが、数年とか十数年勤め続けられるような会社は良い会社かなあと漠然と考えて、投資しました。
(もちろん、友達が長く勤めていればなんでもいいというわけではなく、財務内容や最近の株価の動向をチェックして良いと思ったところだけを選んでいます。)

この場合もインサイダー取引に注意する必要があります。

にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

ミニ株の概要と利用方法

こんばんは

今日は、ミニ株の概要について書きます。

取引所での株式取引は、銘柄ごとに100株とか1,000株など売買単位が決められています。
(この売買の最低単位を単元株数と呼び、単元株数の倍数で取引が行われます。)

つまり、通常、株式は1単元から売買することになるのですが、銘柄によっては1単元の価格が非常に高くなることがあります。

以下は、2013/7/28現在の単元株価格の高い銘柄とその価格の例です。

銘柄株価
(円)
単元株数単元株価格
(円)
エスケー化研(株)5,7501,0005,750,000
日本銀行56,0001005,600,000
(株)歌舞伎座4,8951,0004,895,000
住友不動産(株)4,1951,0004,195,000
(株)ファーストリテイリング35,4501003,545,000

例えば、市場でエスケー化研を買う場合は575万円必要になるのですが、これだけの大金を用意するのはかなり大変です。

このような場合、買うことを諦めるか、買えるようになるまでお金を貯めるかしかないようですが、ミニ株を利用すると、少ない資金で対象銘柄を買うことができます。

ミニ株は株式ミニ投資の略でこの制度を利用すると、単元未満で株式を売買することができます。
(実際には、複数の投資家によるミニ株発注を証券会社が取りまとめ、市場で単元株にて売買しています。)

証券会社によって呼び名が異なり、SBI証券だとS株、マネックス証券だとワン株、カブドットコム証券だとプチ株と呼ばれています。
なお、証券会社によって取扱銘柄や手数料などが異なっています。

ミニ株は、欲しい銘柄を少額で買えるという大きなメリットがありますが、デメリットも何点かあるので注意が必要です。

【デメリット】
・注文方法が制限される
・手数料が高め
・議決権がない

デメリットの中で1番気になるのは、注文方法が制限されることで、指値が使えなかったり、約定価格が後場の始値に強制的に決まってしまったりします。
(※証券会社によって条件は異なります。)


私も株式投資を始めたころは資金がほとんどなかったので、ミニ株(ジョインベスト証券:現野村JOYのまめ株)を良く利用していました。

ミニ株はおもしろい制度ですが、最近はデメリットが少し気になるので、できるだけ1単元以上での売買をするようにしています。

個人的な考えとしては、どうしても買いたい(応援したい、もしくは、株価が上がるという予想に自信がある)銘柄で、1単元の価格が高すぎる場合に限ってミニ株を利用すると良いと思います。

また、注文方法が限られるので、できるだけ普段の出来高が多い銘柄を選んだほうが無難です。

なお、ミニ株の詳細についてはこのサイトが良くまとまっていると思うので、興味のある方はご覧ください。
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

日本株に投資するために、見ておいたほうが良い株価指数

こんばんは

今日は、日本株に投資するために、見ておいたほうが良い株価指数について整理します。
株価指数とは、株式市場の相場の状況を示すために、個別株式を一定の計算で集計して数値化したものです。

個別株式に投資する場合、最も重要なのは投資対象とする会社の業績です。しかし、多くの個別株式は、相場全体の動きに左右されるので株価指数の動きも参考にすることが必要になります。

電光掲示板


では、私が参考にしている株価指数を具体的に挙げていきます。

①日経平均株価
日本経済新聞社が東京証券取引所第一部に上場する銘柄のうち、225銘柄を用いて表す株価指数

情報が得やすく、多くの人が注目しており、関連した先物やオプションの流動性も高く、必ず押さえておきたい指数です。

特定の株価の高い銘柄(ファーストリテイリング、ファナック、ソフトバンクなど)の影響が大きいので、実際の市場の状況を表していないという批判もあるのですが、有用な指数であることには違いありません。


②TOPIX(東証株価指数)
東京証券取引所第一部に上場する株式の時価総額をベースに算出される株価指数

東証一部全体を網羅しており、時価総額の高い銘柄の影響が大きくなるので日経平均より市場全体の状況を反映しています。

ただし、大型株の影響が大きくなることや日経平均より情報が得られにくい点もあり、日経平均と比べて、一長一短があると言えます。


③ダウ平均株価
ダウ・ジョーンズ社(米)がニューヨーク証券取引所に上場された、各セクタ-の代表的な30の優良銘柄を対象に算出するアメリカの代表的な株価指数

近年は、中国や新興国が台頭してきていますが、いまだにアメリカの市場が世界全体の市場に与える影響は大きいです。

国内で大きなことはなくても、アメリカの状況によって日本の株価が変動することも良くあります。そのため、ダウ平均株価にも注目しておいたほうが良いでしょう。

その他の有名なアメリカの株価指数には、S&P指数、ナスダック指数などがあります。


④シカゴ日経平均先物
シカゴ商業取引所で取引される日経平均株価指数を原資産とする先物取引

日本時間の朝6:15まで取引されているため、その日の日経平均株価(9時取引開始)の方向性をつかむことができます。

特に始値については、日経平均との連動性が高く、前日の終値の数%ディスカウントで株を買えることが決まっている立会外分売には非常に有効です。

私も最近知ったのですが、この指数はかなり有用なので、もっと知名度があってもいいのではと思っています。


⑤主に投資している銘柄のカテゴリーに関連する指数

主に投資している銘柄が、小型株や特定の市場(ジャスダック、マザーズなど)に偏りがある場合は、そのカテゴリーに関連する指数も見ておいたほうが良いです。
日経平均は上昇しても、小型株は下落するとか、その反対に日経平均は下落しても、小型株は上昇するというようなことが良くあるからです。

私は、ジャスダックの銘柄を多く持っているのでジャスダック指数を参考にしますが、その他の指数としてはマザーズ指数TOPIX Smallなどがあります。


その他、株価指数ではありませんが、ドル/円のレートも重要です。基本的には、輸出業者にとっては円安がプラス要因、円高がマイナス要因、輸入業者はその反対で、円高がプラス要因、円安がマイナス要因になります。
日経平均など日本の相場全体については、輸出業者の影響が大きいため、円安になるとプラスになることが多いです。

最後に、株式指数の一覧が見れるページのリンクを貼っておきますので、興味のある方はご覧ください。
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

大型株と中小型株

こんばんは
今日は、大型株と中小型株の特徴について書いてみたいと思います。

東京証券取引所では、時価総額(株価×発行済み株式数)と流動性が高い上位100銘柄を大型株、大型株についで時価総額・流動性が高い400銘柄を中型株、それ以外を小型株と分類しています。
(ちなみに、大型株、中小型株の分類とは関係ありませんが、株価が高い銘柄を値がさ株、低い銘柄を低位株と呼びます。)

<大型株について>
知名度が高い大企業が多いです。具体例としては、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループなどです。有名なので、安心感がありますが、多くの投資家に研究されているという面もあります。
なお、大型株の中で、上位30銘柄はCore30、下位70銘柄はLarge70と呼ばれています。

大型株を取引するメリットとしては、値動きが緩やかでリスクが少ないこと、倒産の危険が少ないことが挙げられます。時価総額、流動性が高いため、多少の資金が出入りしても株価は大きく動きません。
デメリットとしては、高いリターンを得ることが難しいことです。


<中小型株について>
有名な企業から無名の企業までいろいろな企業が混在しています。中型株だと山崎パン、グリコ、小型株だとぐるなび、ラウンドワン辺りが有名でしょうか・・・

小型株を取引するメリットとしては、非常に高いリターンを得られる可能性があることです。これは、小さい規模の会社が多いので成長の余地があること、また、あまり注目されておらず、魅力的な会社であるのにも関わらず、割安で放置されていることに起因します。
デメリットは、リスクが高いこと、また、大型株と比べると倒産の可能性が高いことです。


<まとめ>
おおざっぱに言うと、大型株=ローリスク・ローリターン、中小型株=ハイリスク・ハイリターンです。
そのため、株式投資に慣れるまでは、大型株に投資するのが無難と思います。

また、デイトレードや会社として大量の資金を運用する場合は、流動性が必要なので大型株に投資することが多くなるでしょう。

私の場合は、数週間~数ヶ月を保有期間とする短期売買では大型株に投資することが多く、長期投資の場合は大型・中小型という分類にこだわりなく投資しています。

中小型株はあまり知られていない銘柄も多く、有望そうな銘柄を発見するとうれしいのですが、その反面、出来高少ない(流動性が低い)ので、おかしな値段で売買しないように板を見ながら注文を入れたり、指値で注文することが多く、大型株の取引に比べると神経を使ってしまいます・・・

最後に、大型株、中型株、小型株の具体的な構成銘柄は、東証のホームページに載っているので、興味のあるかたは見てみてください。
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

株主優待の例と注意すべきこと

こんばんは

今日は、株主優待について例を挙げて書きたいと思います。

株主優待は、株式会社が一定数以上の自社の株式を権利確定日に保有していた株主に与える優待制度です。優待の内容は、自社製品、食事券、金券など様々です。

株主優待を利用すると、非常に高い利回りを得られることがあります。私自身も食事券、クオカードなどをいただいて利用しています。

抽象的でわかりにくい部分もあると思うので、(8263)ダイエーの具体例を挙げて説明します。
ダイエーは、株価300円、配当なし、業績は赤字であり、特筆すべき点はないようですが、株主優待が利用できるとすばらしい投資になりえます。

株主優待は、50株以上の所有で、ダイエー店舗での購入金額20万まで5%割引になります。(2013年3月現在)
なお、権利確定日は2月末と8月末の2回です。
(厳密には、権利確定日の3営業日前までに株式を購入しておく必要があります。こちらのサイトに詳しく記載されています。)

普段からダイエーを利用する方には、強くお勧めできる内容です。例えば、ダイエーで年間20万円商品を購入する方であれば、年間1万円の割引が受けられるので、1年半で投資金額(1万5千円)を回収できる上に、保有している株分の利益が得られます!!

このように、利用しているサービスが株主優待でもらえる場合は、対象の株式の購入を検討する余地があります。そのため、良く利用する会社の株主優待制度を調べてみるなど、普段からアンテナを貼っておくと良いと思います。


株主優待は良いことばかりのようですが、注意すべき点が2つあります。

<株主優待の注意点>
①優待内容が改悪、廃止される可能性があり、その場合は、優待が改悪、または、なくなることに加え、株価も下落する可能性が非常に高い
②権利確定日に近づくと、株価が急騰する場合があり、購入する場合は注意が必要

②については、(特に普段の出来高の少ない銘柄では)権利確定日の2ヶ月前とか3ヶ月前とか余裕を持って買う、または、1回優待をあきらめて権利確定日の少し後(株を安く買える可能性が高い)に買うことで回避できます。

大きな問題は①で、避けようがありません・・・株主優待は、簡単に変更されることが多いので、そういうリスクもあるとわかって買った方が良いです。実際に私も何度か痛い目にあっています・・・


結論としては、株主優待には、リスクもありますが、積極的に狙っていきたいです。高い利回りが期待できることが多く、もらえると非常にうれしいですし・・・
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株主優待&総会のおみやげ
ジャンル : 株式・投資・マネー

PERとPBR

こんばんは!
今日の日本株は、すさまじい下げでしたね
私のポートフォリオにもかなり打撃があったのですが、中長期保有目的の銘柄が多いので、長い目で見たいと思います。

さて、気を取り直して、今回はPERとPBRについてです。このブログでも、これまでに何回も登場しましたが、この機会に基本的な意味と注意すべきことをまとめてみたいと思います。

①PERについて
PER(株価収益率)は、Price Earning Ratioの略で、
(株価)÷(1株あたりの利益)で計算されます。

PERは低いほうが会社の利益に対して株価が割安なのですが、値がいくらなら低いということは一概には言えません。成長企業は、非常に高いことが良くありますし、業界によっても変わってきます。
PERが低いということは、割安であるという反面、投資家からあまり成長を期待されていないとも言えます。

ところで、PERには実績PERと予想PERがあります。実績PERは実績の利益、予想PERは今期(場合によっては来期以降)の予想された利益を元に計算されます。(当ブログのデータは、実績PERを記載しています。)

長所と短所を書くと
実績PER
〇値が確定している
×過去のデータなので今後の業績と関係がなく、大きく業績が変わる場合は株価との関連性が低い
予想PER
〇将来の業績を反映しており、株価との関連性が高い
×業績の予想が当たるとは限らず、その場合は予想PERは実体を表していない

どちらを利用したら良いかは難しく、いろいろな意見があるかと思いますが、私はまず、実績PERを参考にし、その後、業績の予想を確認するという方法を使っています。


②PBRについて
PBR(株価純資産倍率)は、Price Book-value Ratioの略で、
(株価)÷(1株あたりの純資産)で計算されます。

一般的には、PBRが1倍のとき、株価が会社の解散価値に等しいとされ、1倍以下だと割安株と考えられます。この指標もまた、業界によっても変わってきます。例えば、金融のように主に他人の資本で商売をする場合は、高くなることがあります。

注意する点としては、PBRは資産の内容を考慮せずに計算されているということです。
資産にも、現金、土地、機械、在庫など様々あります。現金は良いのですが、土地、機械、在庫などはすぐに現金に変えられないですし、実際には決算資料に書かれている価格より低い価値になることもあります。

ということで、PBRの値は目安として考え、その後、資産の内訳を決算資料で確認したほうが良いでしょう。
にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

新しい銘柄の探し方

こんばんは
今回は、株式投資の新しい銘柄の探し方についてです。

株式投資は、まず、普段から自分が良く知っている会社を投資の候補にすると良いですが、検討の結果(バリュー投資だと利回りが高くないとか、テクニカル分析を重視する投資だとチャートの形が良くないとか・・・)、そういった会社が投資対象としてはふさわしくない場合があります

この場合、良く知っている会社が投資にふさわしい状態になるのを待つという手もありますが、投資にふさわしい新しい銘柄を探すこともできます。では、私が良く行っている銘柄の探し方を5つ紹介します。

①ネット証券のスクリーニング機能を使う
ネット証券(楽天証券、SBI証券など)に口座を開設するとスクリーニング機能が使えるようになります。
業種や財務、テクニカルなどの様々な条件を組み合わせて、銘柄をスクリーニングすることができて便利です。(例えば、精密機器業界で、配当利回りが3%超えている銘柄というように複数の条件を自由に組み合わせることができます。)

なお、スクリーニングで見つけた銘柄は、再度、念のため、スクリーニングした情報以外の情報も吟味してから投資したほうが安全です。


②投資情報サイトの記事を見る
投資情報サイトには、投資に関連したいろいろなニュースが載っていて、その中には銘柄についての記載も良くあります。有料でしか見れない情報もありますが、無料で見れるものも多く、実際に、私は無料の情報しか見ていませんw

私は、YAHOOファイナンスモーニングスターを参考にすることが多いです。
特に、YAHOOファイナンスの「プロが選ぶチャンス銘柄」というコーナーは様々な予想が見れておもしろいです。

注意点としては、記事や予想の情報をうのみにしてはいけないということです。記事の情報は、あくまで意見の一つに過ぎないので、自分で再度、銘柄を調べて吟味する必要があります。


③投資に関するブログを見る
投資に関するブログは、様々あるので、気に入ったブログからおもしろい銘柄が見つかることがあります。
例として、最近投資したアイ・エム・アイは、投資関連のブログから見つけました。
また、私自身はデイトレードをしないのですが、デイトレーダーの方のブログを見て、最近注目されていて、流動性のある銘柄をチェックしています。


④雑誌やニュースを参考にする
普段読む雑誌や見るニュースで見つけた企業の中で、気になるものがあれば、調べてみると良いです。また、投資関連書籍を参考にするのも良いです。定番の雑誌としては、株四季報が挙げられるでしょうか・・・
私の場合は、1年に1度、業界地図を購入して、各業界の動向や主要プレーヤーをチェックしています。


⑤投資信託に組み入れられている銘柄を見る
自分と同じような投資スタイルで運用している投資信託やパフォーマンスの高い投資信託に組み込まれている銘柄を調べることも参考になります。

いろいろ調べ方があると思いますが、一例として、モーニングスターの投資信託のページから興味のある投資信託を見つけて、その投資信託の運用会社のHPにある「運用報告書」を見て調べることができます。



(業界地図はいろいろな種類がありますが、株式投資の参考にするのなら、会社四季報のものがお勧めです。)
            ↓↓
         

「会社四季報」業界地図 2019年版



にほんブログ村に参加しています。
(おもしろかったら、クリックお願いします。ブログを書く励みになります!)
    ↓↓
            このエントリーをはてなブックマークに追加
                     |HP|
--------------------------------------------------------------

テーマ : 株式投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

広告

プロフィール

トレーダー見習い

Author:トレーダー見習い

週休5日生活を夢見て、投資(主に日本株)を行う男性会社員です。

このブログでは、実際のトレードを検証しながら投資手法を確立していく予定です。

Let's 金持ち!!!

カテゴリー
人気ページランキング
ブログパーツ
にほんブログ村
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
アクセスカウンター
サイト内検索
広告


月間アクセス元ランキング
おすすめの証券口座
<管理人のメイン口座>
楽天証券
取引ツールのマーケットスピードが使いやすい。
楽天ポイント、楽天銀行など他の楽天のサービスと併せて使うのがおすすめ。

<管理人のサブメイン口座①>
【マネックス証券】
IPOは、1口座1抽選権の完全平等抽選。
取引額が少ないときの手数料安め、画面もシンプルで使いやすい。

<管理人のサブメイン口座②>
SBI証券
取扱商品、サービスが非常に多い。
IPOの引受数も多く、多くの銘柄に応募できる。
相互リンク集
リンク
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード