配当利回りと配当性向

こんばんは

今日は、配当利回りと配当性向について、書いてみたいと思います。

・配当利回り

配当利回りは、株価に対する1年間にもらえる配当金の割合です。
<配当利回り(%) = 1株あたりの年間配当金 ÷ 株価 × 100>

例えば、株価が100円で、年間の配当金が3円の銘柄の場合は、配当利回りは3%になります。

割安株を選ぶための1つの指標として使うことができ、実際、私も配当利回り3%以上を目安として、長期保有する銘柄を選んでいます。

ただ、業績が良く、株価が上がれば、配当利回りも小さくなってしまうし、あまり配当を出さない方針の企業や配当は少なくても株主優待が魅力的な場合もあるので、利回りが高い=良い銘柄、利回りが低い=悪い銘柄というわけではありません。

なお、東証の資料によると、最近の日本株式の平均利回りは、1.5%~1.7%程度で推移しているようです。


・配当性向

配当性向は、純利益に対する1年間の配当支払金の割合です。
<配当性向(%) = 年間の配当金支払額 ÷ 純利益(または、1株あたりの年間配当金 ÷ 1株あたりの純利益) × 100>

配当利回りが株価に対する配当金の割合を示しているのに対して、こちらは利益を株主にどれだけ配当金として支払うかの割合を示しています。

日本では、業績が良くても悪くても毎年一定の配当金を支払う企業が多かったようですが、最近は、業績に連動して配当金を支払うという企業が増えています。

その基準として、配当性向をいくらにするというようにしている企業も多くあります。
(一例として、トヨタは、配当性向30%を目安としています。)

一般的には、成長企業は利益をできるだけ投資に回すので、配当性向は低くなり、成熟企業は投資を必要としないため、高い配当性向が期待されます。

なお、最近の日本株式の配当性向の平均は、20%~30%程度のようです。


<私の見解>

利回りが高い、配当性向が高いということは魅力的ですが、重要なのは、投資してどれだけ利益を出せるかということなので、配当金は一要素に過ぎず、最も重要なのは、株価の値動きです。

例えば、配当利回りが5%でも株価が5%下がれば良い銘柄ではないし、逆に無配当でも、株価が30%上がるなら良い銘柄と言えます。

ただし、成熟企業については、業績の伸びしろが少なく、株価の値上がりもそれほど期待できないと思うので、ある程度以上の配当利回り、配当性向があることを条件に投資するという方針が良さそうです。

反対に、成長企業は、配当に回すより、設備投資や新規事業の開拓にお金を使ってくれるほうが業績が伸びて株価が上がることも多いと思うので、配当利回りや配当性向については、気にする必要はなさそうです。

(何を基準にして、成熟企業と成長企業に分けるかも考える必要はありそうですが・・・)

私個人としては、今までは配当利回りには注目していましたが、最近、痛い目にあっていることもあり、配当性向も注意してみていこうと思います。
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3種類の配当金受取方法

こんばんは。
正月休みも今日で終わりで、明日から会社です

今日は、配当金の受け取り方について書きます。
受取方法は、以下の3種類です。

①配当金領収書方式
配当金領収書を自宅で受け取り、領収書を持って行って、郵便局等で配当金を受け取る方法。

この方法は、郵便局等に行かなければならないので、あまり便利ではありません。
特に、銘柄数が多くなった場合は、後述する2つのどちらかに変更したほうが良いと思います。


②株式数比例配分方式
証券の残高に応じて、証券会社に配当金が入金される方法。

同じ銘柄を別々の証券会社で持っていた場合、その持ち分に応じて、別々の証券口座に配当金が振り込まれます。
配当金を再投資資金に使う場合に便利です。

NISAを利用し、配当金を非課税にするにはこの②の方法を選択する必要があります。


③登録配当金受領口座方式
指定した金融口座に配当金が入金される方法。

全ての配当金が1つの口座に振り込まれるため、配当金を分別して管理する場合は、この方法が良いです。

私も現在、この方法を利用し、楽天銀行を受取先に指定しています(配当金1件につき10円もらえるため)が、NISAを利用するので②に変えることになりそうです。

この方法でもNISAが適用されると、楽天銀行のキャンペーンも適用できてうれしいのですが、システム上難しいのかもしれません・・・
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