ミニ株の概要と利用方法

こんばんは

今日は、ミニ株の概要について書きます。

取引所での株式取引は、銘柄ごとに100株とか1,000株など売買単位が決められています。
(この売買の最低単位を単元株数と呼び、単元株数の倍数で取引が行われます。)

つまり、通常、株式は1単元から売買することになるのですが、銘柄によっては1単元の価格が非常に高くなることがあります。

以下は、2013/7/28現在の単元株価格の高い銘柄とその価格の例です。

銘柄株価
(円)
単元株数単元株価格
(円)
エスケー化研(株)5,7501,0005,750,000
日本銀行56,0001005,600,000
(株)歌舞伎座4,8951,0004,895,000
住友不動産(株)4,1951,0004,195,000
(株)ファーストリテイリング35,4501003,545,000

例えば、市場でエスケー化研を買う場合は575万円必要になるのですが、これだけの大金を用意するのはかなり大変です。

このような場合、買うことを諦めるか、買えるようになるまでお金を貯めるかしかないようですが、ミニ株を利用すると、少ない資金で対象銘柄を買うことができます。

ミニ株は株式ミニ投資の略でこの制度を利用すると、単元未満で株式を売買することができます。
(実際には、複数の投資家によるミニ株発注を証券会社が取りまとめ、市場で単元株にて売買しています。)

証券会社によって呼び名が異なり、SBI証券だとS株、マネックス証券だとワン株、カブドットコム証券だとプチ株と呼ばれています。
なお、証券会社によって取扱銘柄や手数料などが異なっています。

ミニ株は、欲しい銘柄を少額で買えるという大きなメリットがありますが、デメリットも何点かあるので注意が必要です。

【デメリット】
・注文方法が制限される
・手数料が高め
・議決権がない

デメリットの中で1番気になるのは、注文方法が制限されることで、指値が使えなかったり、約定価格が後場の始値に強制的に決まってしまったりします。
(※証券会社によって条件は異なります。)


私も株式投資を始めたころは資金がほとんどなかったので、ミニ株(ジョインベスト証券:現野村JOYのまめ株)を良く利用していました。

ミニ株はおもしろい制度ですが、最近はデメリットが少し気になるので、できるだけ1単元以上での売買をするようにしています。

個人的な考えとしては、どうしても買いたい(応援したい、もしくは、株価が上がるという予想に自信がある)銘柄で、1単元の価格が高すぎる場合に限ってミニ株を利用すると良いと思います。

また、注文方法が限られるので、できるだけ普段の出来高が多い銘柄を選んだほうが無難です。

なお、ミニ株の詳細についてはこのサイトが良くまとまっていると思うので、興味のある方はご覧ください。
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